機能
Autopilotは、ブロック単位でボットを迅速に設計、構築、トレーニングすることが可能です。ボットに機械学習と自然言語理解システムを組み込み、音声、SMS、WhatsApp、Facebook Messengerなどに実装することができます。
通話サービスの設計・構築
Tasks
Tasksでは、ボットの行動を定義・設計します。ボットに指示を与え、顧客が目的を達成し必要な結果を得られるようにします。
Actions
Actionsを使ってTasksに指示を与えます。Actionsは、ボットに指定した内容を発声、収集、記憶、聞き取り、引き継ぎ、表示させるためのJSON構文です。
{ "actions": [ { "say": "Okay let’s change your flight." }, { "collect": { "name": "get_new_flight_info", "questions": [ { "question": "What is your booking confirmation number?", "name": "confirmation_number", "type": "Twilio.ALPHANUMERIC" }, { "question": "Thanks, and what airport are you flying from?", "name": "departure_airport", "type": "Custom.AIRPORT" }, { "question": "Awesome, last question. What date do you want to change your departure too?", "name": "new_departure_date", "type": "Twilio.DATE" } ], "on_complete": { "redirect": "task;//change_flight_time" } } } ] }
Autopilotが実行するルーティーンタスクには、ユーザーによるフライト変更のアシストなどがあります。
標準機能を利用して、ボットを簡単に構築
自動音声認識
音声をテキストに変換してAutopilotのNLUエンジンに送信。Autopilot搭載のASRが会話から学習し、音声認識の精度を高めます。
Fields
名前、数字、日付など、一般的なデータタイプをユーザーの会話から抽出。カスタムデータタイプを作成すると、ビジネスに関連する特定の情報を検出できます。
Memory
顧客から収集したデータを保存。顧客の要望に関するメタデータをキャッシュし、複数チャネルの通話に使用できます。
{ "collected_data": { "get_new_flight_info": { "answers": { "confirmation_number": { "answer": "ZXY9879", "filled": true, "type": "Twilio.ALPHANUMERIC", "confirmed": true, "attempts": 1 }, "departure_airport": { "answer": "Oakland", "filled": true, "type": "Custom.AIRPORT", "confirmed": true, "attempts": 1 }, "new_departure_date": { "answer": "2019-08-27", "filled": true, "type": "Twilio.DATE", "confirmed": true, "attempts": 1 } }, "date_completed": "2019-07-03T22:59:42Z", "date_started": "2019-07-03T21:54:15Z", "status": "complete" } } } }
Autopilotはデータを収集し、データタイプを認識して、会話で使用する情報を保存できます。
会話を分析、情報を付加して活用
アノテーションツール
顧客の会話内のフィールドにアノテーション(注釈)を付けて、ボットが実行するタスクの一部として定義します。
会話分析
Autopilotのパフォーマンスを常時モニタリング・分析。発言の始まりと終わり、タスクが発生したタイミング、収集したデータを特定します。
トレーニングワークフロー
サンプルとフィールド値を使用して、TasksとFieldsをトレーニングします。これにより、ボットの精度と効率を向上させます。

幅広いチャネルに対応
顧客の属性や履歴を含めて会話を伝送
顧客情報、顧客が任意に提供したデータ、チャネルのセンチメントスコアなど、会話の文脈を含めて、ボットから担当者に通話を転送します。
"Omnichannel Hub"
多彩なシステム連携機能を搭載。音声、SMS、チャット、WhatsApp、Facebook Messengerなどに対応しています。独自のカスタムチャネルも追加可能です。
コンテンツの変換
ボットの応対を、チャネルに最適な形式に自動変換します。
