TwilioがIDC MarketScape for CPaaSで5回目のリーダー企業に認定

Man using laptop, with IDC logo, plants, and office background
February 18, 2025
執筆者

TwilioがIDC MarketScape for CPaaSで5回目のリーダー企業に認定

Twilioは、IDC MarketScapeの「Worldwide Communications Platform as a Service (CPaaS) 2025ベンダー評価レポート(Doc #US52039625、2025年2月)」で、リーダー企業として5回目の認定を獲得しました。 

The IDC MarketScape vendor analysis model showing Twilio as a CPaaS leader
IDC MarketScape vendor analysis model is designed to provide an overview of the competitive fitness of technology and suppliers in a given market. The research methodology utilizes a rigorous scoring methodology based on both qualitative and quantitative criteria that results in a single graphical illustration of each supplier’s position within a given market. The Capabilities score measures supplier product, go-to-market and business execution in the short-term. The Strategy score measures alignment of supplier strategies with customer requirements in a 3-5-year timeframe. Supplier market share is represented by the size of the icons.
IDC MarketScape vendor analysis model is designed to provide an overview of the competitive fitness of technology and suppliers in a given market. The research methodology utilizes a rigorous scoring methodology based on both qualitative and quantitative criteria that results in a single graphical illustration of each supplier’s position within a given market. The Capabilities score measures supplier product, go-to-market and business execution in the short-term. The Strategy score measures alignment of supplier strategies with customer requirements in a 3-5-year timeframe. Supplier market share is represented by the size of the icons.

この成果は、急速に進化し続ける市場で、Twilioが優位性を確立していることを明確に示すものです。IDC MarketScapeによれば、CPaaSの状況は、従来の大量にメッセージを送信するだけのモデルから、AIを活用する差別化されたソリューションへと移行し、目に見えるビジネス成果と測定可能なKPIを提供するものへと進化しています。 

Twilioが毎年実施している 顧客エンゲージメント最新動向の調査で、回答者であるビジネスリーダーのうち、実に76% 、が最優先課題としてパーソナライズされたエンゲージメントを挙げています。パーソナライゼーションに投資している企業は、実際に投資対効果を実感しています。消費者の55%が、パーソナライズされた体験に対してより多くの料金を支払うと回答しています。しかし、ほとんどのソリューションはサイロ化されたデータや連携のないツールに依存しているため、結局は顧客体験がチャネル間で一貫性を欠く結果となっています。さらに、信頼も重要な要素です。消費者の60%が、信頼を築くための最も重要な要素として、データ保護を挙げています。

Twilioは、コミュニケーション分野のリーディングカンパニーとしての基盤強化に投資を続けるだけにはとどまりません。信頼性の高いコミュニケーション、コンテキストに応じた顧客データ、AIを独自に組み合わせたプラットフォームを構築しています。これにより、現代の企業(と消費者)が求める大規模なパーソナライゼーションを可能にします。

ビルダー向けのコミュニケーションプラットフォーム

Twilioは、あらゆる業界の主要な企業、ISV、ビルダーにわたる32万人以上のお客様と1000万人以上の開発者のニーズを原動力に、市場をリードするイノベーションを推進しています。現在までに、2.2兆件以上のメール、1,930億件を超えるメッセージを送信し、220億件を上回る音声通話を実現してきました。2024年は、イノベーションの推進を継続し、信頼性の高いチャネルの強化、それらのチャネルを活用したビルダー体験の向上による価値の最大化、AI駆動型機能の拡大に取り組んでまいりました。もう少し詳しく見てみましょう。

基盤となる信頼性の高いチャネル

1つ目は、コミュニケーションチャネルの透明性、信頼性、セキュリティです。これにより、お客様とエンドユーザーからの信頼を維持し、240を超える国と地域に高品質のコミュニケーションを提供しています。信頼の構築には2つの要素があります。それは、最高品質のインタラクションを提供することと、エコシステムが悪意のあるユーザーに利用されないようにすることです。そのため、トラフィック最適化人為的に増大させたトラフィック(AIT)防止における業界初のイノベーションに加え、米国のBranded CallingRCSWhatsApp Business通話などのブランド化されたコミュニケーションチャネルを通じて、目に見える信頼性マーカーの提供を続けました。 

ビルダー体験への取り組み

2つ目は、最適化されたシンプルなビルダー体験です。これにより、技術者だけでなく技術スキルのないビルダーでも、生産性を向上させながら優れた消費者の体験を創出できます。2024年は、メッセージングAPI内のシームレスなアップグレードとしてRCSをリリースするなど、新たな機能を投入し、ビルダーコミュニティへの取り組みを実証しました。また、新たな配信性スコア、インサイト、AIを活用した推奨事項をコンソールに追加しました。 Engagement Suiteのような機能により、豊富なインサイトが得られ、配信到達率が向上し、市場投入までの時間が短縮されました。2025年は、ビルダーツールキットへの投資を継続し、新たなチャネルと機能を追加していきます。 

イノベーションの推進力としてのAI

3つ目は、プラットフォーム全体にAIを活用した機能を構築することです。これにより、顧客体験の品質向上、従業員の生産性向上、およびお客様のROIの最大化を実現します。さまざまなLLMのほか、通信データと独自モデルを活用し、トラフィックの最適化、人為的に増大させたトラフィックの検知と防止、大規模な会話の把握を可能にします。2024年のAI対応の注目リリースには、音声インテリジェンス、FlexのオペレーターコパイロットVerify Fraud GuardのGAなどがあります。Verify Fraud Guardは、お客様の6,200万ドル以上のコスト削減と、5億6,900万件の不正イベント阻止に貢献しました。最近発表したOpenAIとの新たなパートナーシップでは、リアルタイムAPIのネイティブ統合とConversationRelayのリリースを発表しました。これらはいずれも、音声AI仮想オペレーターの展開を簡素化します。 

AIの性能はデータに依存することは周知の事実です。Twilioの業界をリードする顧客データプラットフォーム(CDP)であるSegmentでは、毎秒40万件のイベントを収集し、毎日9億のデータポイントを処理しています。2025年もイノベーションを継続し、信頼性の高いコミュニケーション、コンテキストに基づくデータ、AIを組み合わせ、大規模なパーソナライゼーションを提供していきます。 

抜粋を読む

Twilioはプラットフォーム全体でイノベーションの推進に取り組んでいます。IDC MarketScapeの報告によると、「Twilioの研究開発費は収益のほぼ25%を占め、その結果、同社は世界で最も革新的なクラウド通信プラットフォームとして位置付けられています」IDC MarketScapeがTwilioをCPaaSのリーダーと認定した理由については、こちらの抜粋もご覧ください。