Twilio Japanの中の人ブログ Vol.1

June 14, 2021
執筆者
レビュー担当者
Aya Shiomi
Twilion

KOHEI PROFILE

皆さんこんにちは。2020年1月よりTwilio JapanでAccount Executive(営業)として働いている深沢 宏平です。

Twilioのブログは社内外含めてテクニカルなものは多いのですが、もっと中のこと、Twilioってどんな会社なの?というのを発信できたらと思いブログを書くことにしました。Twilioに入って感じたこと、驚いたことなどを開発者ではない目線でお伝えできればと思います。

題名にVol.1なんて書いて続ける気満々で始めますが、本業との兼ね合いもあり不定期となりますのでご容赦ください。

まずVol.1として私がTwilion(Twilioでは従業員のことトゥイリオンと呼んでいます)になって素敵だなと思った企業文化を2点ご紹介します。

<①よく分からなくてもまずはやってみようよ>

Twilioには”Draw the Owl”というステートメントがあります。直訳すると”フクロウを描け”なんですが、皆さんいきなりフクロウを描けって言われて何も見ずに上手に描けますか?ほとんどの人は上手に描けませんよね。目が大きくてモフモフしてて・・・描いてみてもフクロウには似ても似つかない変なものになってしまうと思います。

仕事も一緒で、本社や上司からあれやれこれやれって指示が来たときに、そんな曖昧な指示だとちゃんとできないよ、もっとはっきり指示出してよって言って何もやらない(フクロウを描かない)と0のままです。失敗しても下手くそでもいいからまずはやってみようよ、というのが “Draw the Owl”(フクロウを描いてみようよ)で、この理念がTwilionには浸透しています。開発者であれば座学ばかりしてないでとりあえずコードを書いてみる、Publishしてみる、ということで、ともかく、Draw the Owl =まずはやってみる、というという考え方はTwilionに企業理念としてしっかり根付いていて、Twilioの強みになっていると思います。

これは私なりの解釈なので他のTwilionに聞いたら別の考えが聞けるかもしれません。

ということで私もフクロウを描いてみました!

1つ目が何も見ずに描いたいた結果・・・こんな絵を公式ブログに上げてしまって良いのだろうかと悩んで下の絵を一度だけ見て描いたのが2つ目。少しずつ上手くなってますか?

皆さんも時間のあるときに何も見ずにフクロウを描いてみてください。

OWL Ver1
OWL Ver2

OWL Ver3

<②シリコンバレー系スタートアップ企業の文化を生々しく感じられる>

2020年、アメリカではBLM(Black Lives Matter)の運動が起きました。私は日本でそのニュースを見聞きしているだけで、正直そこまで自分ごととして捉えていませんでした。

でも私が勤めているのはアメリカの会社です。すぐに会社及びCEOからのメッセージが発せられ、社内外で様々な理由で疎外感を受けることが無いようすぐにChief Diversity, Inclusion and Belonging Officer(チーフダイバーシティ、インクルージョン&ビロンギングオフィサー)を採用し、アメリカだけでなく世界中の全従業員に”Be Inclucive”のトレーニングが実施されました。もちろん世界中で同じ内容のトレーニングを受けるため、日本人の私には文化や歴史的背景が分からず理解しにくい部分もありましたが、そのようなところも含めて他者との違いを認めてすべてBe Inclucive(受け入れる)というトレーニングは、とても興味深く意義のあるものでした。2021年に入ってアジア人差別がニュースになった際もすぐに同じような声明が発せられ、世界中のTwilionは「この先世界がどうなるかは分からないけど、この会社は従業員を本気で守ろうとしてくれているんだ」という安心感を持つことができました。

似た言葉でダイバーシティ(多様性)という言葉がありますが、Incluciveの方がより踏み込んで他者を精神的に認めて受け入れているというニュアンスがあり、私にはしっくりきました。

Twilioのダイバーシティ、インクルージョンの目標・進捗については下記サイトに詳しく載っています。開発者・非開発者・マネージメントチームに分けてジェンダー・人種の割合目標を明確にしているところがTwilioらしいですね。

https://www.twilio.com/company/diversity

現在Twilioでは全従業員が完全在宅勤務を行っています。コロナパンデミック下において、TwilioがどのようにBe Inclusiveを実現しようとしているかをVol.2でお伝えできればと思います。