MMS

信頼性に優れたMMSメッセージングにより、エンゲージメントを強化

画像、音声、動画などのリッチメディアの送受信には、信頼性に優れた大規模MMS向けプラットフォーム、Messagingをご活用ください。
Illustration of a personalized last-chance messages to a customer from their favorite shoe store.

対話の強化とコンバージョンの促進をリッチメディアを通じて実現

MMSによる顧客体験の向上により、成長が促進されます。取引関連の配信、GIFマーケティング、コンタクト情報の共有、グループチャットも可能になります。TwilioのAPIは開発者に使いやすく、その拡張性とあわせて活用すれば、わずか数行のコードでMMSが実現します。


大規模な配信で実績のある開発者が使いやすいAPI

Programmable messaging API connecting to customers through preferred channel

Programmable Messaging API

MMS、SMS、WhatsAppのトランザクションメッセージの送信が、単一APIで可能になります。

  • ローカライズされた送信者、コンプライアンスツール、グローバルガイドラインにより、180か国以上に確実にリーチ。
  • 配信性、コンプライアンス、返信などをTwilioのプログラム可能なソフトウェアを通じて管理。
  • MMSを介して配信できないメッセージに対しては、SMSへの切り替え、画像サイズの変更を自動的に行い、配信を最適化。
Conversations api connecting with multiparty  through various channels

Conversations API

双方向のエンゲージメントは、単一APIを使用したMMSなどのクロスチャネルメッセージングにより促進されます。

  • MMS、SMS、Facebook Messenger、チャット、WhatsAppを通じた商取引やサポートを実現。
  • クイックスタート、サンプルアプリ、SDKにより、迅速に市場参入。
  • 参加者の管理、メッセージのアーカイブなど。

関係を大規模に構築

プロモーション

Programmable Messaging APIを使用し、画像や、絵文字、動画を独自の方法で組み合わせることにより、ブランドの差別化やセールスを促進します。

会話型コマース

Conversations APIにより、顧客が好むさまざまなチャネルを介し、顧客担当者と顧客との間で、リッチメディアを活用したメッセージのやり取りを実現します。

カスタマーケア

MMSでの画像や動画の送受信によるサポート機能とワークフローの強化は、Conversations APIにより実現します。

通知

パーソナライズしたリッチメディアのアラート、リマインダー、配達通知などの送信は、Programmable Messaging APIにより可能になります。


ドキュメントはこちら

クイックスタートガイド、コードスニペット、SDK、その他、Twilioの包括的なリソースライブラリーをご覧いただき、Facebook Messenger対応をMessagingで迅速に構築してくだい。

画像のURLを含むメッセージの送信

// Download the helper library from https://www.twilio.com/docs/node/install
// Find your Account SID and Auth Token at twilio.com/console
// and set the environment variables. See http://twil.io/secure
const accountSid = process.env.TWILIO_ACCOUNT_SID;
const authToken = process.env.TWILIO_AUTH_TOKEN;
const client = require('twilio')(accountSid, authToken);

client.messages
  .create({
     body: 'This is the ship that made the Kessel Run in fourteen parsecs?',
     from: '+15017122661',
     mediaUrl: ['https://c1.staticflickr.com/3/2899/14341091933_1e92e62d12_b.jpg'],
     to: '+15558675310'
   })
  .then(message => console.log(message.sid));

Messagingによりビジネス向けMMSが簡単に実現

信頼性に優れたプラットフォームMessagingで2種類のAPIを使用し、MMSを介して顧客関係を強化できます。料金は従量制です。使用量や使用期間に応じて割引が適用されます。

FAQ

TwilioのMMSの利用可否は、使用している電話番号の種類、キャリア、国によって異なります。 

米国およびカナダからロングコード(10桁番号)でMMSを送信する場合は、AT&T、Verizon、T-Mobile、Sprint、Rogers、Bell、Fido、Telus、Wind Canadaなどの主要キャリアを通じて送信できます。その他の小規模キャリアは、こちらでご確認ください。 

MMS対応の米国ショートコードからMMSを送信する場合は、AT&T、Verizon、T-Mobile、Sprint、US Cellularなどの主要キャリアを通じて送信できます。ただし、米国外のTwilioショートコード番号はMMSに対応していません。 

万が一、サポートされていないネットワークにMMSを送信する場合でも、TwilioにはMMSを自動的にSMSに変換するMMS Converter機能があり、顧客にメッセージを送受信できるようにします。

Twilioは、以下の送信者タイプに対してMMSをサポートしています。

  • A2P 10DLC

  • ショートコード

  • トールフリー番号

ただし、MMSのサポートは、電話番号の種類や宛先によって異なります。Twilioの規制ガイドラインを参照し、特定の番号タイプが対象国でMMSに対応しているかどうかをご確認ください。

一般的なメディアタイプ(JPEG、PNG、GIFなど)はサポートされています。詳細は以下のとおりです。

  • 画像フォーマット:JPEG、PNG、GIF

  • 動画フォーマット:MP4

  • 音声フォーマット:音声のみのファイルはサポートされていますが、キャリアの互換性によって制限されます。

最大ファイルのサイズはキャリアによって異なります。JPEG、PNG、GIF以外のファイルを送信する場合、一部のキャリアが小さいサイズ制限を設けている可能性があるため、600KB以下の添付ファイルを使用するようお勧めします。

サポートされるファイルの種類やサイズの詳細については、こちらでご確認ください。

TwilioのMMS料金は、電話番号の種類、宛先の国、キャリアによって異なります。米国向けの現在の料金は以下のとおりです。

ロングコードおよびトールフリー: 

  • MMSの送信:1メッセージあたり$0.0220から(メディア料金はメディアのサイズにより異なる)

  • MMSの受信:受信1メッセージあたり$0.0165から

ショートコード:

  • MMSの送信:1メッセージあたり$0.0220から

  • MMSの受信:1メッセージあたり$0.0165から

ショートコード経由で送信されるすべてのメッセージには追加のキャリア料金が発生し、ショートコードでMMSを有効にするには一度限りの$500のキャリア料金がかかります。国別およびユースケース別の詳細な料金については、Twilio Messagingの料金ページをご覧ください。

受信者のキャリアや端末がMMSに対応していない場合のために、メッセージをSMSに変換できるMMS Converterを提供しています。MMS Converterは、メディアへのリンクを短縮して含めるため、受信者がMMSを受信できなくてもコンテンツを見ることができます。 

MMS Converter機能が有効になっていない場合、MMS メッセージはHTTP 400 エラー(エラーコード21612)を返し、メッセージは配信されません。 

MMS Converterの利用方法をご確認ください

配信率は、キャリアのサポート状況、受信者端末の互換性、メッセージの内容、送信者の評判によって異なります。最高の配信成功率を実現するために、Twilioでは次のような手段を講じ、高い配信率を確保しています。

  • キャリアとの直接的な提携関係および専用ルート

  • リアルタイムの配信ステータスコールバック(Webhook)

  • MMSがサポートされていない場合に、自動的に再試行やフォールバックでMMSをSMSに変換する仕組み

スループットおよびレート制限は、MMSの送信に使用する電話番号の種類によって異なります。レート制限は、以下のように、無線キャリアネットワークに送信するMMSメッセージの数を制御し、通常のスループットに影響を与えます。

  • 10DLC番号:通常、1秒あたり1メッセージ(MPS)

  • トールフリー番号:通常、1秒あたり3メッセージ(MPS)

  • ショートコード:キャリアやユースケースによって異なりますが、通常、1秒あたり30メッセージ(MPS)

レート制限の詳細をご確認ください

MMSメッセージを拡張するために、Twilio Messaging Servicesで番号をプールすることが可能です。これにより、番号プール全体にメッセージが分散され、スループットが最大化されます。さらに、各キャリアや宛先には独自の制限があることを踏まえ、コンテンツのサイズやメディアタイプを管理してメッセージの配信性を最適化できます。Twilioのメッセージポリシーに従うことで、キャリアの規則を守り、メッセージが確実に配信される可能性を高めることもできます。

Twilioは、以下を含むコンプライアンス向けツールやベストプラクティスを提供しています。

再割り当て番号保護:Twilio Lookupは、オプトイン後に再割り当てされた番号を特定できるため、不要なメッセージの送信を避けることができます。

まだアカウントをお持ちでない場合、TwilioでMMSを実装するには、まずTwilioアカウントにご登録ください。すでにアカウントがある場合は、Twilio Consoleにログインし、米国やカナダなどMMSがサポートされている地域で、MMSに対応したTwilioの電話番号(10DLC、トールフリー、ショートコード)を使用して始めてください。 

Programmable Messaging APIを使用し、ホストされた画像や動画を示すmediaURLパラメータを含めることで、MMSメッセージを送信できます。mediaURLパラメータは単一のURLでもURLのリストでも指定でき、メディアは公開アクセスが可能なURLにホストされている必要があります。

MMSを受信するには、電話番号のメッセージングWebhookをアプリケーションのエンドポイントに設定します。Twilioは、受信メッセージのデータやメディアURLをこのエンドポイントに送信します。監視するために、配信コールバックを通じてメッセージのステータスを追跡することもできます。

詳しい手順は、以下の基本ドキュメントをご確認ください。 

  1. Webhookのセットアップ

    Twilio ConsoleまたはAPIを使って、Twilioの電話番号を設定し、受信メッセージをWebhook URLに送信するようにセットアップします。

  2. 受信リクエストの処理

    MMSを受信すると、TwilioはメディアURLを含むメッセージの詳細を伴うHTTPリクエスト(Webhook)を作成します。

    その後、送信者情報にプログラムでアクセスし、メディアURLを取得して添付メディアファイルをダウンロード・処理し、TwiML(Twilio Markup Language)を使って送信者に返信することができます。

    以下の各プログラミング言語向けのチュートリアルで、ステップごとの手順をご確認ください。