changelog 投稿内容のサマリ (2022年3月上旬の内容)

March 31, 2022
執筆者
レビュー担当者

changelog 202203top JP

/changelogサイトへの投稿内容を、こちら/blogサイトに抄訳版として定期的にまとめてご案内しております。製品アップデートの内容のご確認にお役立てください。■■ なお当抄訳版は、月2回を目安に運用しております。最新情報の取得につきましては、これまで通り、/changelogサイトの内容をRSSフィード経由あるいはTwitterチャネル経由でご確認ください。■■ 最後に、内容が正確であるよう努めますが、差異等があると判断される場合にはオリジナルの/changelogサイトの投稿を参考にするようお願いいたします。また記載の日付は米国時間帯ベースとなること、あらかじめご了承ください。

2月上旬(前々回)からchangelogの個々の投稿の順序を、「期間内の最初の投稿(記事の先頭)⇒期間内の最後の投稿(最後尾)」としています。読者のフィードバックに基づく変更で、この新順序でしばらく運用し、ベストの形を見極めたいと思います。

Twilio Frontline is now Generally Available

2022年3月1日、フィルタ=Frontline、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]

Twilio Frontlineが正式リリースとなりましたことをお知らせいたします。営業などの企業スタッフが顧客とエンゲージする際に利用するモバイルファーストのアプリケーションで、シングルサインオン(SSO)やCRM連携用のAPIも用意されています。セキュリティやコンプライアンスを考慮しながら、SMS、MMS、WhatsApp、ボイス、チャットなどのチャネルで、パーソナライズされたデジタルを活用した関係を顧客との間に構築するために設計されています。(日本語編集上の補足: ウェブ版アプリケーションについては、プライベートベータリリースとなります。また、MMSについては日本国内でご利用できません。さらに通話については、Frontlineの現状仕様に基づく制限事項があるためご利用いただけません。)

詳細については、紙芝居形式のデモやドキュメントをご確認ください。

Drill Down from Historical Reporting to Flex 

2022年3月3日、フィルタ=Flex、リリース=Beta [オリジナルの英語投稿はこちら]

Twilio Flexのヒストリカルレポーティング機能「Insights」において、Flexとの組み合わせで(Flexの外側で)動作するAnalytics Portalのユーザーが、Flex UI上のConversation画面にドリルダウンできるようになりました。これには、Twilioクラウド上で動作するFlex(flex.twilio.com)とセルフホストされているFlexの両構成*が対象となります。ユーザーが通話、チャット、Eメールなどのチャネルを経由したお客様からの問い合わせをヒストリカルレポーティング上でクリックすると、Flexドメインの外側で動作するスタンドアロンのウェブアプリケーションに誘導されなくなります。
(* 日本語編集上の補足: 日本国内ではセルフホストの構成はあまりないものと思われます。)

FlexのConversation画面は、より多くの機能を提供し、プログラマビリティをサポートし、他のFlex機能と統合されています。また、今後の改良もすべてFlexのConversation画面に対して追加される予定です。Flexドメインの外側で動作する等価な画面機能は非推奨となり、新たな機能強化の対象とはなりません。

現在Flexをご利用いただいているお客様においては、この新機能を活用できるよう、Flexインスタンスのドメインを設定することをお勧めします。ユーザー体験を損なわないために、すべての既存Flexアカウントでは、ユーザーは既定でお客様問い合わせの対話画面にドリルダウンします(=既存の・レガシーな動作)。新規作成されたFlexアカウントのユーザーは、ホストされたFlex UI上のConversation画面に既定でドリルダウンします。

詳細については、ドキュメントをご確認ください。

Fetch deleted call recording metadata

2022年3月3日、フィルタ=Programmable Voice、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]

Programmable Voice API で削除済み通話録音を取得することができるようになりました。録音リソースの取得時または複数の録音リソースの読み込み時に、新パラメータIncludeSoftDeleted(クエリストリング上の真偽型のパラメータ)をtrueに設定してAPI操作ください。デフォルトでは、削除された録音は取得しようとしても返されません。

本リリース以前は、録音を削除した場合、メタデータはTwilioコンソールでのみ利用可能でした。今回の変更により、Programmable Voice APIでも録音メタデータにアクセスできるようになり、インタフェースによらず整合性のある動作が提供されます。

なお、通話録音を削除した場合、通話録音そのもの(メディア)は復元できません。したがって、ストレージ費用もかかりません。通話録音のステータスは“deleted”(「削除」)に設定され、メタデータは40日間保存され、その期間はメタデータを確認できます。

Conference Insights Event Streams

2022年3月9日、フィルタ=Programmable Voice、リリース=Beta [オリジナルの英語投稿はこちら]

(投稿のフィルタ条件や本文記載に若干の差分がありますが)直後の投稿と本質的に同じ内容です。

Twilio Programmable VoiceサービスのConference Insights機能について、そのConference SummaryとParticipant Summaryの各イベント(レコード)がTwilio Event Streamsを通してイベント配信できるようになりました。どちらのサマリーレコードも、カンファレンスとそのパフォーマンスに関する有用なメタデータを返します。詳細については、ドキュメントを確認してください。

Conference Insights Event Streams

2022年3月9日、フィルタ=Event Streams、リリース=Beta [オリジナルの英語投稿はこちら]

(投稿のフィルタ条件や本文記載に若干の差分がありますが)直前の投稿と本質的に同じ内容です。 

Twilio Programmable VoiceサービスのConference Insights機能について、そのConference SummaryとParticipant Summaryの各イベント(レコード)がTwilio Event Streamsを通してイベント配信できるようになりました。どちらのサマリーレコードも、カンファレンスとそのパフォーマンスに関する有用なメタデータを返します。詳細については、ドキュメントを確認してください。

Update Regulatory Bundles when action is required using Console or Public API

2022年3月10日、フィルタ=Phone Numbers、リリース=Beta [オリジナルの英語投稿はこちら]
 
Twilio Phone Numbersサービスに関連する機能強化です。従来より、電話番号の取得や維持に際して、規制情報をご提出いただき、弊社側で承認させていただくプロセスがあります。この背景となる(各国毎の)規制要件が更新された場合、その更新内容を追随することが重要となりますが、規制遵守のための情報更新ワークフローをAPI・コンソール画面を通じて処理いただくことで、円滑なユーザー体験の下に規制情報(Regulatory Bundles)を更新いただけるようになりました。この情報更新ワークフローでは、規制要件に追随中(更新情報の提出準備中&Twilioの承認待ち)でも、一定期間であれば引き続き新規電話番号のプロビジョニングが可能となる猶予期間の概念も含まれます。

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Upcoming changes to <Pay> and <Autopilot> action URL encoding

2022年3月15日、フィルタ=Programmable Voice、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]

従来、Twilioが<Pay>アクションコールバックURL<Autopilot>アクションコールバックURLに対して行ったリクエストではパラメータがエンコードされていました。今後は、パラメータをデコードするようになります。なお、この変更が2022年3月31日に予定されているため、変更の影響を受けないようアプリケーションロジックを更新いただけますようお願いいたします。

Limitation to Group MMS

2022年3月15日、フィルタ=Conversations、リリース=GA [オリジナルの英語投稿はこちら]

主に北米市場に関係する機能であり、参考程度にお読みください。 

Twilio MMSのグループメッセージ機能について、2022年3月15日からは、追って通知があるまでの間、既存アカウントに限定した機能提供といたします。実際には、2022年3月15日以前にMMSのグループメッセージ機能を利用したTwilioアカウントで、引き続き同機能を利用いただけます。(日本語編集上の補足: MMSについては日本国内では利用できません。)

本機能を初めてご利用になる場合、サービスを利用できない旨のエラーメッセージが表示されます。ご迷惑をおかけすることになり、申し訳ございません。ご不明な点がございましたら、Twilioサポート部門までお問い合わせください。