Twilio、Fortune 2021年度100 Best Companies to Work Forに選ばれる

April 14, 2021
執筆者
Twilio
Twilion

Twilio Wins Best Companies to Work For

今日、Twilioが2021年度Fortune 100 Best Companies to Work For®に選ばれた嬉しい知らせをTwilioコミュニティの皆さんをはじめ素晴らしいチームメンバーにお伝えできることを光栄に思います。

私たちが実施したGreat Place to Work® Trust Index© Surveyによると、Twilio従業員(Twilion)の93パーセントがTwilioを素晴らしい職場と評価しており、米国の一般的な企業の59パーセントを大きく上回る結果を示しています。 

調査ではTwilionの皆さんに、リーダーへの信頼、会社に対する誇り、報酬、公平性、会社の価値観、新しいアイデアへの貢献力、達成感全般について尋ねました。Twilioは、ほぼすべてのカテゴリで95パーセント以上を占めています。 

Twilioのコロナ禍対応

今回の結果につながる要因の多くは、Twilioの全社的なコロナ禍対応が直接関連しているものと思われます。チームメンバーの安全と健康への配慮から対応が進められ、同僚、お客様とコミュニティの安全・健康を第一に考えるプログラムと方針が設けられました。 

新型コロナウイルス感染拡大当初に完全リモートワーク体制にシフトしたことから、仕事と家庭、学校や社会生活が突如一つの場所に集約されました。従業員はどうにか、この相反することの多い責務をこなしてきました。マネージャーやリーダーの視線も、誰もが安全と感じられる職場作りから、従業員の家庭と生活を直接身近に見ることへと変化しました。私たちは会社として、従業員だけでなく人間全体への大きな責任を引き受けています。

私はコロナ禍の初期にTwilioの一員となり、コンピューターの画面越しに協力的な職場関係を構築するプロセスに不安を感じていました。現在、こうした環境ですぐに誰かと知り合い仲間意識を持てることに驚きを感じるとともに、Twilionの皆さんがこの状況にうまく対応して行動していることに頭の下がる思いです。距離が物理的に離れていても人とのつながりを持つことは、今や当たり前のことです。

絶えず適応

すべてのTwilionの力となるために、Twilioはワークライフフレキシビリティを提供しサポートするための新しい方針を実施しています。柔軟な仕事スケジュール、リモートワーク接続の支援、各地に分散する従業員へのよりオープンなアプローチに加え、試験的にNo Meeting Fridaysを導入してZoom疲れを緩和し、家族の世話をする従業員がより柔軟にスケジュールを立てられるようにしています。

今回の危機を乗り切る手立ては、単に社員の心と身体の健康に配慮するだけではありません。このような配慮は常に最優先にされるべき事項ですが、そのほかにも可能な限りコミュニティに配慮し、お客様が成功を収め、新たな機会を活かして最終的により強力な体制を作るためのサービスを提供したいと考えています。

素晴らしい職場づくりは、Twilioが目指す社員全体の安全・健康を支える文化を構築するための中核にあります。従業員のサポートのための投資が評価されたことを嬉しく思うとともに、従業員によるお互いへの投資をさらに誇らしく感じています。引き続き社員全員に刺激を与えられる環境構築を続けるために、最高の仕事をするための健全な自律性とともに、仕事の意義と目的、帰属意識が持てるように努めてまいります。

Twilionのためのケア

こちらに、2020年に開始したプログラムをいくつか紹介します。最良の従業員サポートを望んでいる他社にも参考となる内容かと思います。

従業員福利

コロナ禍当初、福利厚生担当のDustin Bourgeoisを含めた全社的な新型コロナウイルス対応委員会が設けられ、完全リモート体制に移行して数日のうちにWork From Home報酬プログラムが策定されました。最大160時間までのコロナ期間のタイムオフポリシーも導入され、各国のTwilio従業員にメンタルヘルスに関連する優れたリソースを提供するとともに、No Meeting Fridaysの初期提案がなされました。 

  • Twilio従業員の80パーセント以上がWFH給付金を利用し、リモートワークを適切にこなすための準備にあてています。
  • 一方Twilio従業員の30パーセントはCOVID Support Leaveを活用し、自身や家族のケアにあてています。

従業員の安全とセキュリティ

Jenn Taylor

Jenn Taylorの役割は、健康で危険のないTwilio職場環境の確保です。オフィスの閉鎖を決めた後、JennはTwilio従業員が自宅で安全に仕事を続けるための手立てに目を向けました。 

「コミュニケーションが鍵」と彼女は言います。「誰に対しても不確実なことが多すぎるので、知識をすべて共有し、解決途上の問題を統合することにしました。」

新しい仕事環境で従業員の安全を確保するため、Jennのチームは世界各国でエルゴノミクスプログラムを開始し、従業員が快適に仕事をし、自宅で安全に作業をするための機器とサポートを提供しました。安全に関するWikiページとチェックリストを使用して緊急時の自宅の備えについて手引きを共有し、Twilionとその家族のための安全対策を伝えました。 

組織の中だけでなく、他社の対応を知るためのネットワーキンググループも開始し、得られたベストプラクティスのアイデアをTwilioにも活かせるようにしました。

データとコミュニケーション

Todd Pulverを中心に開発されたCOVID-19スコアカードは、ウイルス感染の速度や感染率の影響などの事項を評価するために使用されました。これをすべての従業員が利用できるようにし、地域のリスクレベルを知り、適切な判断をするために役立てられるようにしました。

「私たちがTwilio Magicと呼んでいる会社の価値を考えると、パンデミックの対応に関するすべての決定とプログラムに対して重要ではないものは何一つありません」と彼は言います。 

従業員の安全とセキュリティ

Jenn Taylor

従業員福利

Dustin Bourgeois、Twilioの新型コロナウイルス対応委員会の福利厚生担当

Dustin Bourgeois

データとコミュニケーション

Todd Pulver

Todd Pulver

前を見る

共同設立者/CEOのJeff Lawsonはこれを的確に述べています。「Twilioが唯一無二の企業になれたのは従業員のおかげです。顧客の立場に立つことにより昨年の課題に対処し、強力な組織を作り上げました。その粘り強さに驚くとともに、今後の結果が楽しみでなりません。」

そのレジリエンスは私たちのアプローチにも影響し、働き方を変えました。つまりは柔軟性です。Twilio従業員のほぼ70パーセントが、同僚と一緒に仕事をしてコミュニティを作る機会が失われたことを残念に感じています。他は慣れたか、リモートワークが好きな人たちでしょう。こうしたハイブリッドの職場環境へのシフトにより、どこからでも仲間に会うことができるオープンワークが実現しました。

ワクチンプログラムが開始され、ロックダウンからかつての日常に戻る地域が増える中、Twilioは引き続き新型コロナウイルスの事例やワクチン接種のデータ、各国の政府による規制を検討し、各地のオフィスの安全な再開をサポートしていきます。その上で、全員がオフィスに復帰したときに最高の安全プログラムを実施するためのポリシーと手順を作成します。 

安全で柔軟な職場環境から公平な機会、ダイバーシティとインクルージョンなど、従業員のニーズに応えられる企業こそが、人材市場で勝利する企業であり、Twilioは間違いなくそれに含まれると言えるでしょう。

Join us

素晴らしい職場でインパクトを与える何かを作りたいと思いませんか?Twilioは世界各国で働く機会を提供し、常に前進するための優れた人材を求めています。詳しくは、採用情報をご覧ください。 

Twilioが進める、生活を変えるコミュニケーションの構築について、2020インパクトレポートでご覧いただけます。