Twilio SIGNAL 2021 カンファレンスの超速報

October 26, 2021
執筆者
Twilion
レビュー担当者
Twilion
Twilion

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SIGNAL 2021 カンファレンスのブログシリーズを予定しており、今回はその<第1回>となります。

 

世界中から50,000人以上が集う、年次カンファレンス「Twilio SIGNAL」が2021年10月21日〜22日(日本時間)に開催されました。当社主催の年次最大のイベントであり、顧客エンゲージメントをデザインする業務系の方々、そういったデザイナーを支えるデベロッパーの方々、またインハウスにデベロッパーが居ない場合に“支える”役割を担うパートナーの方にご参加いただきました。

Twilio SIGNALは、二日間にわたって行われます。特別ゲスト講演、基調講演、ブレークアウト講演、ちょうどその間に位置付けられるスポットライト講演、またデベロッパーの皆さんを思いっきり意識した「SIGNAL TV」と呼ばれるTVチャネル形式のストリーミングセッション、そしてごく少数のお客様をお招きして前夜祭的に開催するクリエーターサミット等から構成されます。また多彩な登壇者をお迎えし、今年は例えば、ServiceNow社CEOのBill McDermott氏、マーベル映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説​​」主演のSimu Liu​​氏、元米国大統領夫人Michelle Obama​​氏にお話しいただきました。

基調講演では、お客様にご登壇・お話しいただくほか、当社から主要なプロダクト系のアナウンスを幾つもお届けいたしました。より網羅的なそして詳細なご報告は順次連載として投稿させていただきますが(@ ブログ日本語トップページ)、今回は3つのアナウンスを簡単にご紹介いたします。

1つ目はTwilio Liveという新たなコミュニケーションAPIの正式リリースです。ポッドキャスト、マタニティー教室、オークション、全社会議などをオーディオあるいはビデオでストリーミングするシナリオに最適のチャネルです。メディア遅延も2-3秒と少なく、臨場感そして双方向性のあるストリーミングセッションを実現いただけます。

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2つ目はTwilio Frontlineというアプリケーションサービスのパブリックベータリリースです。「Twilioではソフトウェア機能をAPIとして提供」することが多いですが、2,3のユースケースに対してはUI/UX*込みのアプリケーションを、補完するAPIとセットで提供する場合もあります。FrontlineはiOS/Android上のスマホアプリで、営業やフィールドサービスエンジニアの皆さんが、外出先でも担当のお客様とメッセージやボイスでコミュニケーションを図ることができるツールです。(* ユーザーインタフェース・ユーザー体験)

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3つ目はTwilio Engageという主にマーケター向けのキャンペーン管理ツールです。お客様に関する多種多様なデータを基に、ここぞというタイミングを逃さずリアルタイムに適切な顧客接点チャネルでエンゲージメントを図ることが可能となります。例えばカートのチェックアウトプロセスで購入を迷われているお客様に、次回利用可能なプロモコードをSMS送信する等のワークフローを設計・実施いただけます。データを基にお客様をもっとよく知ったうえで効果的にエンゲージしていくことは、マーケティングの段階だけに限らずますます重要になっていくものと考えられます。

ブレークアウト講演については実に100弱のセッションが用意されましたが、今年2021年のハイライトは、なんといっても国内のお客様2社にご登壇・講演いただけたことでしょう。1社目は株式会社うるる様ご講演です。うるる様はクラウドワーカーを活用するビジネスを各種展開されており電話代行サービス「fondesk」のためにTwilio Voiceサービスをはじめとする複数サービスを効果的にご活用いただいています。2社目は株式会社キャタル様ご講演で、コロナ禍においてたった2ヶ月という期間で、同社の学習管理システム(LMS: 内部利用)にTwilio Video機能を組み込み、リモート経由での学習機会の提供を可能とされました。各々に特徴が見いだせる好対照な事例です。海外のお客様の事例もご確認いただきたいのですが、この2社様の事例はぜひチェックいただきたく思います!

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ところで、TwilioのサービスはCommunication Platform as a Service (CPaaS) と分類されることがあります。Twilioでは、ソフトウェア機能をビルディングブロック形式、すなわちAPIとして提供しています。企業のデベロッパーあるいはSI*パートナーのエンジニアの皆さまがこれらのAPIを活用して、顧客エンゲージメント向けの業務プロセスやウェブアプリケーションを簡単にエンドツーエンドで構築することを可能にしています。こうした背景から、Twilioではデベロッパーを企業の成長を牽引する大切な存在であると認識しており、SIGNALイベントにおいてもデベロッパー向けのコンテンツを多数ご用意しています。このなかで特記すべきは、SIGNAL TVというテレビチャネルのようなストリーミング配信であり、基調講演の前後あるいはブレークアウト講演と並行に、コミュニティーの側面やエンタメの要素も含めて、Coolな内容を今年も楽しくお届けいたしました。昨年に引き続き日本人スタッフもMC役を努め、この流れは来年以降も続いていくはずです。(* SI: システムインテグレーション)

筆者の一人は、ちょうど昨年のSIGNALイベント (2020) が終了した直後にTwilioに入社したこともあり、今回が初めてのSIGNALイベントでした。IT系の会社にとっての年次最大のイベントがどのような意味を持つのか理解していたつもりですが、お客様やパートナーの皆さんと繋がり続けることが容易ではない社会情勢もあり、このような機会をとおして自社の提供サービスを見つめ直し、i) できるだけクリア・簡素にメッセージアウトしていくことでより多くのお客様とのご縁をいただく第一歩とできたのか、あるいは ii) 既にお付き合いいただいているお客様に対して追加情報の提供を行うキッカケとできたのか、今後の活動やフォローも含めて重要になってくるものと考えています。

なお今回、TwilioのSIGNALイベントに関する速報のブログを投稿いたしましたが、この後数編にわたり、少し深堀りした記事を11月末にかけて弊社ブログサイト(リンク先は日本語記事に特化)に定期的に投稿していく予定です。お仕事の合間に休憩のお供としてお読みいただければと思います!SIGNALイベント、Twilio、弊社サービスについて疑問に思う点が出てきましたら、遠慮なくお問い合わせください。肌寒くなってきたように感じます。皆さまが引き続き健康であることを願いつつ、次回ブログ投稿でまたお会いしましょう!